November 14, 2023
Special Exhibition
“MOMENTARY”
このたび、アーティストの SHUN SUDO は、京都・祇園の禅寺、両足院にて、特別展示『MOMENTARY』を開催するこ ととなりました。 本年度の24時間テレビ(日本テレビ)のチャリティーTシャツのデザインや、東京オリンピック2020のスケートボード会場で手掛けたアートウォールが話題になるなど、これまでボーダーレス、タイムレスな作品を発表してきた SHUN SUDO。 自らのアイデンティティである「日本」、そして京都や両足院の長い「歴史」と向き合った結果、ダイナミックな作品ができあがりました。 現在、世界中を跳び回り、多くのメディアから注目を集める SHUN SUDOは、両足院の美しい庭園、そこに流れる静謐な時間に刺激を受け、今回の屏風絵をはじめとする作品制作にとりかかることとなりました。 留めることで布と布とをつなぐ「ボタン」と、平和的なシンボルでもある「花」という日常のありふれたモチーフをドッキングさせ、人や世界を”つなげる”というポジティブな意味合いを持つアイコニックなモチーフ「ボタンフラワー」が大胆に配された屏風作品『ETERNAL MOMENT』他、SHUN SUDOの新たな挑戦となる作品をぜひ両足院にて、その景色、空気とともにご体感ください。
会期 : 2023年 11月23日 – 12月7日
会場 : 京都 両足院 | 京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591 | https://ryosokuin.com
時間 : 11:00 – 16:30
拝観料 : 1,000円(現金のみ)
展示作品 : 屏風絵「ETERNAL MOMENT」他 全5点(金箔キャンバス絵、スカルプチャー等)
特別販売 : SHUN SUDO デザイン扇子 4,950円(税込)
【 両足院 】
京都祇園の禅寺建仁寺の塔頭寺院。境内には美しい庭園があり、四季折々の風景が楽しめる。特に初夏の半夏生の時期に は多くの拝観客が訪れる。現代アートを中心に領域の壁を超え、伝統と繋ぐ試みや従来の方法にとらわれない瞑想など 「智慧と慈悲」の探求を続けている。
両足院の縁側から丁寧に手入れされた庭を眺めたとき、これこそが日本の美、日本の自然だと思いました。目に見えるす べてが一瞬であり、同時に永遠に思える。今まで絵を描きながら自分が日本人であることを意識したことはありません。 でも今回、絵と向き合うたびに自分のなかの日本人が目覚め、筆が走りました。両足院の景色と歴史がそうさせてくれた のだと思います。この絵を通して、両足院に、京都に、そして僕を育ててくれた日本に、感謝の気持ちを伝えたいです。
SHUN SUDO