
Solo Exhibition, 2020
2020
NYで生活するつもりだった。
いつもどおり友人たちとハグしてハイタッチして、
笑いながら過ごすつもりだった。
いつもどおりハッピーな気分で
絵を描き続けるつもりだった。
でも突然国境は閉ざされ、
だれかと過ごすこともできなくなった。
憧れの人は国境のない場所へと旅立った。
だれもが怒り、悲しみ、そのやり場のない感情を
だれかにぶつけようとした。
希望を失いそうになった。
それでも希望にすがらずにはいられなかった。
2020年は特別な1年だと、だれもがいう。
たしかにそのとおりだと思う。
感情が揺すぶられ、思考がとりみだれ、
ときにはその両方がシャットダウンしそうにもなった。
こんな経験はしたことがないし、もう二度としたくない。
でもひとつだけわかっていたことがある。
アートは決して死なないということ。
アートは決してロックダウンしないということ。
だから僕は、僕が見た2020年の“景色”を
描いてみようと思った。
この時代を生きるひとりのアーティストとして、
自分なりに特別な1年に向き合う。
そうすることで僕は、
この2020年を記憶に残そうと思う。

SHUN SUDO
会期 : 2020年 12月10日 – 12月27日
会場 : ANB Tokyo 3F & 6F

California Love, 2020
Acrylic on canvas / 90 × 90 × 3cm
2020年1月、突然この世を去ったBasketball PlayerのKobe Bean Bryant。彼を敬愛するShun Sudoが、心からの弔意と感謝をこめて描いた1枚。2輪の花はKobeと、ともに亡くなった彼の娘。2輪が重なり合うことで、彼の永久欠番“8”の形を表している。茎の部分のShoelacesは、もうひとつの永久欠番“24”、そして“LA”。紫の花の中心は、よく見るとBasketballになっている。

Access All Areas, 2020
40.6 × 30.7 × 5 cm
Passportがあれば、僕らはいつでも地球上を旅することができた。次はどこへ行こう。どんな旅をしよう。どんな出会いがあるだろう……。しかし、ある日突然、僕らは旅をする権利を、自由を奪われた。目に見えない国境に、目に見えないCurtainがかけられた。でもそのCurtainもいつか開くはず。また自由に旅できる日が来るはず。引き出しの中のPassportもその日をきっと心待ちにしている。

Flyaway, 2020
Acrylic on canvas / 60 × 60 × 3cm
空に浮かぶBalloon。地球にも似たその球体は、楽しげな雰囲気を見せながらどこか危なげにも見える。その理由がわかるのは、絵を上下逆さまにしたとき。楽しげだったBalloonが、導火線のついた爆弾に姿を変える。僕らが暮らすこの星はいま、そんなギリギリのBalanceの上にあるのかもしれない……。

Carry The Day , 2020
Acrylic on canvas / 75 × 75 × 3cm
Ecologyの名のもとに、Life Styleが変化していく。でもそこに“真実”はあるのだろうか? Plastic? Nylon? Fabric? 大事なことは、それがどんな素材なのかではなく、そこになにを入れ、なにを考え、どんなふうに生きているかということ。

It’s So Hard, 2020
Acrylic on canvas / 130 × 97 × 3cm
COVID-19が、世界を変えた2020年。見えない敵の前にものものしい武器は、もはや意味をもたない。世界はどう変わるのか、だれにもその未来は予測できない。不安、混乱、怒り、悲しみ…… それでも世界は、希望の音楽を奏でる。John Lennonは、世界を思い“Imagine”を歌った。Shun Sudoは、世界を思いこの絵を描いた。“It’s So Hard”は、1971年に発売された“Imagine”のCoupling Song。あえてB面の曲名をTitleにした、画家の思いを感じてほしい。

BUTTON FLOWER_2020_01, 2020
Acrylic on wood / 80 × 75.2 × 5cm
世界地図を描いた一枚の生地があったとしよう。真ん中に描かれているのは大西洋。右にあるのはEuropa、左にあるのがAmericas。これが世界の標準だ。日本列島が描かれているのは、右端、まさにFar East。でもこの生地でJacketをつくったとしたら、背中が大西洋で日本は正面でButtonになる。はなればなれの2つの生地をひとつに留めるButton。それがあらわすのは、絆そして未来への希望。Shun Sudoが繰り返し描いてきたこの花のMotifには、そんな祈りにも似た彼の思いがこめられている。

New Normal Temperature, 2020
Acrylic on wood / 47 × 80 × 5cm
どんなColorも同じように美しく、同じように尊い。そこにあるべきは、憎しみや対立ではなく、LOVE & PEACE。アイスクリームのように溶け合えば、もっとSweetになるはず。その下に隠れたYellowのConeの存在も決して見逃してはならない。

Are You Ready?, 2020
Acrylic on canvas / 60 × 60 × 3cm
超大国の選挙に世界が注目した2020年。白いGlovesをつけた小粋なネズミと極東生まれの猫型Robotの関係にもなんらかの変化が訪れるのだろうか? 新しい年、新しい世界、新しい関係に向けて、“Are You Ready?”

Queensberry rules, 2020
Acrylic on wood / 80 × 38 × 5cm
MoralもRuleもないSNS上の罵り合い、殴り合い。ただStressをぶつけあうことをCommunicationとは呼ばない。誰かとつながるためのTechnologyが誰かを傷つけることになるなんてあまりにも悲しすぎる。そこにあるべきルールは、LOVEとRESPECT。それだけは決して忘れないでほしい。

And ?, 2020
Acrylic on canvas / 116.7 × 910 × 2.5cm
その4つのAlphabetがどれだけ僕らを励ましてくれただろう。物理的に離れていたとしても家族の、恋人の、友人の、仲間の、LOVEに力をもらった。でも次に向かうには、それだけでは足りない。しっかりと耐えた僕らは、いま未来に向かう。そのために必要なのはLOVEと、そして“?”。

Solo Exhibition, 2020
2020
NYで生活するつもりだった。
いつもどおり友人たちとハグしてハイタッチして、
笑いながら過ごすつもりだった。
いつもどおりハッピーな気分で
絵を描き続けるつもりだった。
でも突然国境は閉ざされ、
だれかと過ごすこともできなくなった。
憧れの人は国境のない場所へと旅立った。
だれもが怒り、悲しみ、そのやり場のない感情を
だれかにぶつけようとした。
希望を失いそうになった。
それでも希望にすがらずにはいられなかった。
2020年は特別な1年だと、だれもがいう。
たしかにそのとおりだと思う。
感情が揺すぶられ、思考がとりみだれ、
ときにはその両方がシャットダウンしそうにもなった。
こんな経験はしたことがないし、もう二度としたくない。
でもひとつだけわかっていたことがある。
アートは決して死なないということ。
アートは決してロックダウンしないということ。
だから僕は、僕が見た2020年の“景色”を
描いてみようと思った。
この時代を生きるひとりのアーティストとして、
自分なりに特別な1年に向き合う。
そうすることで僕は、
この2020年を記憶に残そうと思う。

SHUN SUDO
会期 : 2020年 12月10日 – 12月27日
会場 : ANB Tokyo 3F & 6F

California Love, 2020
Acrylic on canvas / 90 × 90 × 3cm
2020年1月、突然この世を去ったBasketball PlayerのKobe Bean Bryant。彼を敬愛するShun Sudoが、心からの弔意と感謝をこめて描いた1枚。2輪の花はKobeと、ともに亡くなった彼の娘。2輪が重なり合うことで、彼の永久欠番“8”の形を表している。茎の部分のShoelacesは、もうひとつの永久欠番“24”、そして“LA”。紫の花の中心は、よく見るとBasketballになっている。

Access All Areas, 2020
40.6 × 30.7 × 5 cm
Passportがあれば、僕らはいつでも地球上を旅することができた。次はどこへ行こう。どんな旅をしよう。どんな出会いがあるだろう……。しかし、ある日突然、僕らは旅をする権利を、自由を奪われた。目に見えない国境に、目に見えないCurtainがかけられた。でもそのCurtainもいつか開くはず。また自由に旅できる日が来るはず。引き出しの中のPassportもその日をきっと心待ちにしている。

Flyaway, 2020
Acrylic on canvas / 60 × 60 × 3cm
空に浮かぶBalloon。地球にも似たその球体は、楽しげな雰囲気を見せながらどこか危なげにも見える。その理由がわかるのは、絵を上下逆さまにしたとき。楽しげだったBalloonが、導火線のついた爆弾に姿を変える。僕らが暮らすこの星はいま、そんなギリギリのBalanceの上にあるのかもしれない……。

Carry The Day , 2020
Acrylic on canvas / 75 × 75 × 3cm
Ecologyの名のもとに、Life Styleが変化していく。でもそこに“真実”はあるのだろうか? Plastic? Nylon? Fabric? 大事なことは、それがどんな素材なのかではなく、そこになにを入れ、なにを考え、どんなふうに生きているかということ。

It’s So Hard, 2020
Acrylic on canvas / 130 × 97 × 3cm
COVID-19が、世界を変えた2020年。見えない敵の前にものものしい武器は、もはや意味をもたない。世界はどう変わるのか、だれにもその未来は予測できない。不安、混乱、怒り、悲しみ…… それでも世界は、希望の音楽を奏でる。John Lennonは、世界を思い“Imagine”を歌った。Shun Sudoは、世界を思いこの絵を描いた。“It’s So Hard”は、1971年に発売された“Imagine”のCoupling Song。あえてB面の曲名をTitleにした、画家の思いを感じてほしい。

BUTTON FLOWER_2020_01, 2020
Acrylic on wood / 80 × 75.2 × 5cm
世界地図を描いた一枚の生地があったとしよう。真ん中に描かれているのは大西洋。右にあるのはEuropa、左にあるのがAmericas。これが世界の標準だ。日本列島が描かれているのは、右端、まさにFar East。でもこの生地でJacketをつくったとしたら、背中が大西洋で日本は正面でButtonになる。はなればなれの2つの生地をひとつに留めるButton。それがあらわすのは、絆そして未来への希望。Shun Sudoが繰り返し描いてきたこの花のMotifには、そんな祈りにも似た彼の思いがこめられている。

New Normal Temperature, 2020
Acrylic on wood / 47 × 80 × 5cm
どんなColorも同じように美しく、同じように尊い。そこにあるべきは、憎しみや対立ではなく、LOVE & PEACE。アイスクリームのように溶け合えば、もっとSweetになるはず。その下に隠れたYellowのConeの存在も決して見逃してはならない。

Are You Ready?, 2020
Acrylic on canvas / 60 × 60 × 3cm
超大国の選挙に世界が注目した2020年。白いGlovesをつけた小粋なネズミと極東生まれの猫型Robotの関係にもなんらかの変化が訪れるのだろうか? 新しい年、新しい世界、新しい関係に向けて、“Are You Ready?”

Queensberry rules, 2020
Acrylic on wood / 80 × 38 × 5cm
MoralもRuleもないSNS上の罵り合い、殴り合い。ただStressをぶつけあうことをCommunicationとは呼ばない。誰かとつながるためのTechnologyが誰かを傷つけることになるなんてあまりにも悲しすぎる。そこにあるべきルールは、LOVEとRESPECT。それだけは決して忘れないでほしい。

And ?, 2020
Acrylic on canvas / 116.7 × 910 × 2.5cm
その4つのAlphabetがどれだけ僕らを励ましてくれただろう。物理的に離れていたとしても家族の、恋人の、友人の、仲間の、LOVEに力をもらった。でも次に向かうには、それだけでは足りない。しっかりと耐えた僕らは、いま未来に向かう。そのために必要なのはLOVEと、そして“?”。
NYで生活するつもりだった。
いつもどおり友人たちとハグしてハイタッチして、
笑いながら過ごすつもりだった。
いつもどおりハッピーな気分で
絵を描き続けるつもりだった。
でも突然国境は閉ざされ、
だれかと過ごすこともできなくなった。
憧れの人は国境のない場所へと旅立った。
だれもが怒り、悲しみ、そのやり場のない感情を
だれかにぶつけようとした。
希望を失いそうになった。
それでも希望にすがらずにはいられなかった。
2020年は特別な1年だと、だれもがいう。
たしかにそのとおりだと思う。
感情が揺すぶられ、思考がとりみだれ、
ときにはその両方がシャットダウンしそうにもなった。
こんな経験はしたことがないし、もう二度としたくない。
でもひとつだけわかっていたことがある。
アートは決して死なないということ。
アートは決してロックダウンしないということ。
だから僕は、僕が見た2020年の“景色”を
描いてみようと思った。
この時代を生きるひとりのアーティストとして、
自分なりに特別な1年に向き合う。
そうすることで僕は、
この2020年を記憶に残そうと思う。
SHUN SUDO